学校の先生と塾講師とでは、プレッシャーが違う。

学校は、一人の先生がクソのような授業をしたところで「こんな学校辞めてやる」とは言われないし実際に辞めることもない(全国ニュースになるような不祥事でもない限りは)。

だが学習塾はお金を払って受けるサービス業である以上、講師一人がクソのような授業をすると即退会・売上ダウン・それが重なると店じまいに直結する。

このプレッシャーの有無が学校の先生と塾講師の最大の違いであり、だからこそ平均すれば学校の先生より塾講師の方が授業のクオリティは高い。

【追伸】
犯罪や不祥事でもやらかさない限り、

学校の先生はどれだけ無能であったとしてもクビにはならないし

売り上げがたたなくなって学校がなくなったりすることもない。

だが学習塾はそれが平気でありうる。

変な授業をしようものなら一瞬でクチコミが広まり閑古鳥が鳴くようになるし、

(分かる人は分かるが)実は塾というのは割と簡単に潰れる(コンビニと同じぐらい)。

プレッシャー・責任感がまるで違うのだ。

こういうことを公衆の面前で言うと顰蹙を買うが、

一切の建前や綺麗事を排除して述べると学校の先生という仕事は

他に何も取り柄がなかった人が消去法で就く仕事の一つである。

本当にその教科が好きなら大学教授か予備校講師・塾講師、

百歩譲って名門私立の学校でその科目に携わっているはずだからだ。

本当に教えることが好きなら、仕方なく通わされている公立の学校ではなく

自ら好き好んで通う私立・塾の生徒を相手にしたいはずだからである。

その中で公立の学校を選んでいる時点で大してその担当科目が好きではない証拠だし、

「他にできることもないからこれでもやっておくか」

という感覚でその仕事を選んだのが透けて見える。

特に新卒で入ってしまった先生は最悪であり、

自分がろくに社会を知らないくせに

「先生」と呼ばれることで自分は偉いのだと勘違いして

生徒に向かって「現代社会かくあるべし」と今日も語っている。

実に深い職業である。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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