学術論文におけるmethodology。

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methodology(メソドロジー・方法論)とは
「method(メソッド)+ology(学問)」、
つまりやり方やプロセスの原理原則を考えることだ。

辞書通りに考えると極めて分かり辛いので、
以下に書く意味は100倍かみ砕いてある。

いかにThesis Statementの正しさを証明するか・
いかに論理的にConclusionに辿り着くかの
方法・ルール・スタンス・哲学を集めたもの
」が
学術論文におけるmethodologyと考えていい。

  • どの様に「A=B、B=C、∴A=C(いわゆる理論)」を構築するか
  • どの様な視点から、何を目標として論文を書くか
  • どんな実験をして、どの様にまとめて、どのように分析するのか
  • どの文献のどの部分を引用して、どのような注釈をつけて、どのような役割を持たせるか

以上が代表的な例であり、
少し回りくどい言い方をすると
‘Theory of Theory’ないし’Theory of Methods‘となる。

methodologyという単語は知らなくてもいいが
この概念は学術論文執筆においてコアとなる部分なので、
上記の質問には予め答えられるようにしてから
実際に調査や執筆をし始めることだ。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸1】
ここまで読んでもサッパリな人へ。
もっとかみ砕いて定義すると、
どんな方法で理論武装すればいいのかを考えるのがmethodology。

【追伸2】
私の卒業論文のテーマが決まった。

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