以下、私が短大に所属しながら
英語チューターとして勤めていた頃の思い出話だ。
週一で開いていたセッションの締めくくりとして、
通称「帰れま10」なる企画を開いていた。
(元ネタは言うまでもない)
手順はこうだ。
- 講師(私)が教材から15個の熟語を指定・予告しておく(予習用)
- 当日私がそれら15個の熟語を解説し、その後その中から10個をランダムに選ぶ
- その10個を使って生徒は10個の例文を書く
- その例文を講師(私)が添削し、全て合格したら終了・解散・帰宅
添削の基準は以下の通り。
- 文法・スペルに間違いがないこと
- 意味が通った文章であること
- 最低限の長さがあること(単語3~4個はダメ)
- ネタとして面白ければ、多少のミスは見逃す(救済措置)
ちなみに辞書・スマホ等は禁止にしていたので、
その結果速い生徒は10分程度で終わるし
沼にハマった生徒は1時間を突破していた。
この場合は熟語だったが、
もちろん単語にも応用できる。
早い話が、
実際に使ってみて修正・習得しようという考え方だ。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸1】
英語学習上級者がやっても、
さっさと終わってしまうので効果はそれなり。
他の生徒のサポートという役目はできるが。
その分、初心者への学習効果は絶大だった。
【追伸2】
将来face-to-faceで英語を教える機会があれば、
この企画は必ず復活させる所存である。
色々な力を同時に鍛えられるからね。
コメント