「5年目のブログ」experienced。

ノンフィクション – experienced

「いやあ、もう5年もブログ運営されているんですか!
すごいですね」

「いや、でも運営目的はコロコロ変わるわ
何回も中断時期があったりで前途多難だったけどね」

旧知の読者である甲が乙のブログをささやかに祝った。

「ちなみに、『記念日』みたいなのはあるんですか?」

「そうだね、確か
最初の記事を投稿したのが2016年9月10日だから
そこが一応一つの区切りになるかな」

「なるほど…ということは、
ミシシッピに来られる前の段階から始められていたんですね」

「まあ、当初は目的全然違かったけどね」

「確か、どこかに書いてましたね…『遺書』だって」

「そうだね。
ブログの一投稿が遺書ならともかく、
そのブログ自体が遺書っていうのは
多分私以外にはいないんじゃないかな笑」

幸か不幸か、
とうの昔に遺書ではなくなったが。

「でもせっかくなので乙さんにお尋ねしたいのですが、
どうして留学生→新社会人という忙しい中
これほどまでにブログを継続できたんですか?
しかも、更新されてるときはほぼ毎日投稿ですし」

「まあ、『文章を書く』こと自体が好きというのも
一つあったんだろうね。
後は、英語力アップの例のミッションもそうだけど
『何か未来に遺す』というのは本能レベルであるんじゃないかな」

「あぁ…なるほど。分かります。
今を生きる人に読んでほしいというのもそうですし、
生きた証を遺したい…みたいなところってありますよね」

「そうだね。
せっかく文章を書く以上は
読まれてこその文章だからね」

文章は読まれてナンボ、という考えは今も昔も変わらない。

「でも正直乙さんって、
『みんなに読んでほしい』みたいな欲求はなさそうですよね。
なんというか…」

「『読むべき人に読んでほしい』、かな」

「それは…どういうことでしょうか?」

(読者の)量を求めない無料ブログも珍しいだろう。

「例えば甲さんみたいな
読むべき人に確実に読んでもらって、
その上でその人の人生を変えるような
知恵や真実を160kmど真ん中ストレートで投げる。
それがこのブログの存在意義だから」

「なるほど…素敵ですね」

「まあ、たしかに本当は
もっと多くの人に読んでほしいけどね笑。
でも私はそういう目立つ星の元に生まれてないから、
これからも牛歩のごとく地味〜に書き続けるよ」

少なくとも君みたいな読者さんがいるうちはね。

 

…筆者、スミカ(Rick)

「5年目のブログ。」

【追伸】
このブログには他にもいくつかポリシーがある。

  • 本音しか書かない
  • 広告は絶対に付けない
  • 役に立たない情報は書かない

「他己満足」で書き続けるなら必須項目だと思う。

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