英語学習に限らず、
あらゆる方向性を決める原点が
動機(モチベーション)である。
SLA(第二言語習得研究)の観点では、
動機には
内発的(intrinsic)と外発的(extrinsic)の二種類が存在する。
自分自身が動機を生み出すのが内発的、
外部の出来事や人によって生み出されるのが外発的だ。
初期段階では、
何かに影響されて始める
外発的動機の方が現実的かつ難易度が低い。
最初から「世のため人のために…」
「私は何の為に勉強しているのか…」
という高尚かつ哲学めいた
内発的動機を掲げようとすると挫折する。
だが、外発的動機だけでは
一つの外発的ゴールを達成した瞬間に
そこで燃え尽きて人生が終わってしまう。
そこで初めて、
自らの裁量で自由に好きなだけ目標設定が出来る
内発的動機の出番である。
「受け身な動機はダメ」「自分で考えるべき」
という理想論一辺倒で考えるのではなく、
臨機応変に両方の動機を使いこなそう。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
上の全議論をぶち壊すが、
動機は全て「モテたい」でもアリだと思う。
究極、勉強する理由なんてそれ一つだし(笑)
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