特に若い頃に海外留学すると分かるが、いかに自分は日本に疎いのかを痛感する。
「日本はどうなの」と聞かれて、それに対してハッキリ答えられない自分に唖然とする(自分は本当に日本生まれ日本育ちか?と自己疑念に陥ってしまうほど)。
そういった経験を通じて、まずは自分の国に詳しくなろうとすることが異文化理解・異文化交流の第一歩である。
【追伸】
日本から物理的に出ないとこの経験は絶対にできない。
日本にいる限り「日本人」なんて言葉は基本聞かないんだよね。
だってそれが当たり前だから。
だけど、日本を出た瞬間に「日本人」として見られるようになる。
日本人としてどう思うの、とあらゆるところで参照されるようになる。
外国の人々から日本はどう見えているのかを学び、
また物理的に外に出て改めて日本という国について学ぶ。
これだけでも留学をする意味があるというものだ。
外国の文化を理解するのももちろん大事だが、それ以前に日本に疎すぎる。
…筆者、透佳(スミカ)
コメント