① 実際に特定の業界(例えばアパレル)で働いている人を呼んでくる。
② 呼んできた人に「接客で実際にどんな会話が交わされるか」を聞いてそれをもとに台本(スクリプトを作る)。
③ 作った台本orスクリプトを暗記(少なくとも見本に)した上で講師とロールプレイする。
④ ③を繰り返してブラッシュアップ(改善)する。
英会話教室では②を「オリジナルテキスト」と呼び、③と④を「レッスン」と呼ぶ。
ちなみに一番大切なのは②であり、そのためにはまず①が必要だ。
【追伸】
なぜなら、実際にその業界を経験した人でなければ
「実際にどのような会話が登場するのか」は分からないからだ。
②にリアリティがないと全てご破算になってしまう。
「でもこんなこと実際の接客では言わないよね」ではテキストにする意味がない。
②でいかにリアルに近いものが作れるかがキモなのだ。
私が知っているパターンでよくあるのは、
B2B(法人相手)の英会話レッスンにおいて①と②を顧客に作らせることだ。
例えばアパレルの会社相手の契約なら、
「どういった会話があるのか」という店での接客の流れは当然分かっているだろう。
それを日本語で台本に起こしてもらうのだ。
そして英会話教室側はそれを自然に英訳してテキスト化する。
あとはそれを使って会話の練習・経験を積むのだ。
このやり方なら①②を顧客に丸投げできるからやりやすいしコスト削減にもなる。
しっかりとした老舗英会話教室になってくると①②も自社生産してしまえるが、
よほど大手でない限りそんな人的・金銭的余裕はない。
…筆者、透佳(スミカ)
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