かの11月程ではないにせよ、
8月も毎年ロクでもない凶月である。
8月が誕生日だったあの子に
持ってきていた誕生日プレゼントを
結局渡せなかった砂混じりの校庭。
後輩にオンオン泣かされ、
当時慕っていた人にも
電話越しにオンオン泣いた夜。
インタビュー巡業からなんとか帰ったはいいが
長期滞在型ホテルでベッドから起き上がれず
ひたすら無気力に浸っていたあの真夏。
過去を知ることで分かる現在や未来もある。
たまにはそういう締め方をしようと思う。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
私の中では夏の歌はこれ一択。
NONA REEVES『AUGUST』。
「もし明日の朝、雨が降ったら。」
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