以下に述べることは上っ面のテクニックではなく、生徒との交流全てにおいて通用する根本的な考え方である。
教えている生徒全員、あなたのごく身近な大切な人だと思って接するのだ。
極端な話、全員恋人だと思って接すれば気遣いもできるし些細な変化にも気付けるし説明は優しく分かりやすくなるしいいことづくめだ。
【追伸】
親友がいる人は親友、恋人がいる人は恋人、夫ないし妻がいる人はその人たちをイメージするのだ。
親友相手に一切気遣いをしない人はいないし、むしろ喜んで気遣いできる。
恋人の些細な変化に気がつかない人はいないし、むしろ積極的に見つけたくなる。
最愛の夫や妻に対して「こんなことも分からないのか」なんてぶっきらぼうな暴言は吐かないし、
むしろ懇切丁寧に誰でも分かるように教えたくなるだろう。
これら全てはあなたにとって心の底から大切な人が相手だからこそできることだ。
なんのことはない、その対象を仕事だと思って生徒に広げてあげればいいだけの話だ。
換言すれば、
「そこまでして生徒に興味を持とうとは思わない」
という人に塾講師は向いていない。
完全一方通行の映像授業がお似合いだ。
最も映像授業も生徒の立場が分からないと明後日の授業になってしまうが。
…筆者、透佳(スミカ)
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