塾講師は仕事柄、泣いている子供を見ることが少なくない。
感動の涙・喜びの涙なら別にいくらでも流せばいいだろう。
だが私がとりわけ不思議に思っているのは、「この問題が解けなかった」「成績が落ちた」と悔し涙を流す子が一定数いることである。
【追伸】
まるで人の血が通っていないかのような発言かもしれないが、
別に泣き喚いたって問題は解けるようにならないし成績は上がらないんだよね。
泣いて解けるならいくらでも泣けばいい。
泣いて上がるならいくらでも泣けばいい。
だがそうではない限りは、
泣く時間はさっさと最小限に抑えて
「なぜ今回自分は泣かなければいけなかったのか」
を冷静に考えて改善していくのが勉強というものだよ。
ただ泣いているだけでは何も変わらない。
ただ時間が経って、「なんかスッキリした〜」で相変わらず解けないまま終わりだ。
そのまま感情が昂ってその日1日台無しにする子もいるけど。
…筆者、透佳(スミカ)
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