解くのが遅いのは、理解していないから。

入試は制限時間がある以上、「時間をかければ正解できる」というのはむしろ弱点になる。

ではそれを「時間をかけずに、かつ確実に正解できる」水準に持っていくにはどうすればいいのか。

それは初歩・基礎・標準・頻出レベルの問題を一瞥した瞬間に「あぁこれか」と脳内にパパッと答えが複数パターン浮かぶようになるまで反復を繰り返すことである。

【追伸】
いきなりスピードは上げられない。

まずは正確さがあって、正確さを塗り固めるとスピードになる。

正確さのないスピードは速いのではなく、ただ慌てているだけ。

スピードのない正確さは正確なのではなく、ただ記憶しているだけ。

正確さとスピードは相反するものではなく、同じものなのだ。

ここまで持っていければ合格するし、そうでなければ落ちる。

それ以上でもそれ以下でもない。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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