どうも、スミカ(Rick)です。
今週、どうも妙に集中力が高い。
ちゃんとテスト勉強にめどついた上で
こうやってブログ更新が出来ている。
いつもはそっちのけでブログに逃げ込みます
さて、ここミシシッピでも
ようやく車が手に入ったスミカ(Rick)。
週末には早速ロングドライブが控えており、
スマホを固定する器具や芳香剤など、
最低限のものは揃えてきています。
そして前回の記事では、
筆者のこれまでの
「アメリカでネット上の中古車を買う」という過程における
交渉の下準備のポイントをご紹介しました。
今回に関してはCraigslistを使っています
↓↓前回の記事はコチラ↓↓
【交渉編①】良い中古車が見つかった!その交渉に臨む「前」にするべきコト。
今回の記事はその続編という形で、
クルマド素人の筆者が先日実際にやってきた
契約交渉の様子もお伝えしながら、
「アメリカの中古車購入で、
現場での契約交渉では何をすれば良いの?」
というポイントをまとめていきます。
まずは自分の目でチェック!
筆者のようなド素人でも、
車体・車内のへこみや傷、
タイヤのすり減り具合くらいは
目で見てチェックできるはずです。
タイヤに関しては「Penny Test」というものがあります
オイルやバッテリー等に関しても
「最後にいつ交換したか」は
かなり重要な交渉のカギとなるので、
売主に聞いてみましょう。
筆者も現地まで持っていった物があるのですが、
日本の中古車ディーラーがネット公開している
「中古車チェックリスト」などは
非常に頼りになるので、
何を見るべきか・尋ねるべきか分からない時は
そんなリストを探してみましょう。
大事なのは、
「自分の目で」見るという事実です。
売主としてはもちろん
悪い部分は見せたくないので、
良いところしか基本は言ってきません。
そこでちゃんと目視をすることで、
「こいつはちゃんと見てるな」と思わせ
交渉においてなめられるのを防止する、
という意味合いもあります。
とりあえずむっちゃ詳しい人みたいに振る舞っとけ!
必ず試乗をお願いする
ある程度自分の目で見終わったら、
必ずテスト走行を頼みましょう。
単純な話ですが、
エンジン掛けて走ってみれば
そのクルマの実際の性能・走り心地が分かります。
もしかしたら、筆者のように
「クルマなぞわざわざ見てられるか!」という
面倒くさがり屋さんも居ると思いますが、
最低限この位はしときましょう。
というのも、
アメリカの中古車は
「走行距離20万キロ!?少ねえ!!」
と思うのが割と普通である
動けばエエやん精神で売られているので、
実際に走ってみないと
なんとも判断出来ない部分もあります。
アクセル踏んだら爆音が鳴り響くとかも
筆者の場合は、
ハイウェイに乗り上げた時に気付いて
「高スピードからのブレーキで
ハンドルが揺れるなあ!ハハッ♪」と笑顔で言った結果
その件はキッチリ事前修理に含ませました。
後のブギーな胸騒ぎである
プロの所に持っていく
ここまでの2つを読んで、
「いや、クルマ知らないから
この程度が良いのか悪いのかの
判断も分からない・出来ない」という人も
たくさん居ることでしょう。
筆者もそうです。
じゃあ、その判断がつく人に診てもらいましょう。
英語だと「Car Inspection」と言って、
FireStoneなどのメカニック大手の所だと
「この車を買ってもいいかチェックしたい!」
という希望にキッチリ応えてくれます。
10ドルから20ドルほどかかりますが
もちろん買う前に
無断で持っていくわけにはいかないので、
「AutoCareに行きたい!」と
テストドライブの際に売主に言えば
普通は快くオッケーしてくれます。
逆に、筆者も経験しましたが
そこで「持って行ってほしくない」とか
「知り合いを連れてこないとダメ」など、
検査されるのを嫌うような言動があると、
それだけで車の質は大分怪しくなります。
ちなみに筆者の場合は
店で診てもらった結果
なんとオイル漏れが発覚。
交渉の結果、少々追加料金を払い
「原因だったタイミングベルトを新品に交換する」
という条件を引き出すことに成功しました。
価格交渉はただの「値引き」とは違う
そして検査も終わり、
「じゃあこのクルマ買おうかな」
という考えが頭の中をよぎったら、
いよいよ価格交渉に入ります。
前回の記事でも触れましたが、
売主はたいてい
「この価格で売れたら儲けもん」くらいの
価格を最初に設定するため、
本当の勝負はこれからなのです。
キーワードは、「この分下げて!」です。
これまでの3つのポイントで、
「ここはマイナス評価かもな」
「ちょっとここは妥協できないな」
といったところを見つけているでしょう。
そしてその分を交渉するわけですが、
実際に売主と話す際は
「じゃあここ直す分下げてよ」と
具体的な理由を付けた方が
値引きの成功率は各段に上がります。
筆者の場合は、
タイヤが大分消耗していたので
「タイヤ4つ交換代」という名目で
400ドル下げてもらいました。
実際交換が必要なのが2つだったのは秘密
逆に安く買いたいがために、
「ちょっと高いっすわ~…」とか
「Discount! Discount!」などど
何の根拠もない値下げを迫るのは
ヤ○ザそんままなので、
これはくれぐれも避けましょう。
確かにアメリカのディーラーってそういう(ry
まとめ
- まずは自分の目だけを信じる!
- テストドライブも絶対に忘れない!
- ド素人こそ第三者のプロにお任せ!
- 値引き交渉は「下げる理由」とセットで!
そしてこれは前提ですが、
契約書にサインをするその瞬間まで
「買いたい」という欲を見せてはいけません。
そう一旦言ってしまうと、
「じゃあこれでも売れるな」と
売主はガッツリ足元を見てきます。
むしろ、
「オイルとタイヤが新しくないと
この値段じゃ買えないっすわ」くらいの
後手に回らない強気の姿勢が
売主相手の交渉ではカギになります。
最後にもう一つ。
「この分下げる」「修理しておく」等の
重要な契約内容の話になったら、
絶対に文書に残してもらいましょう。
別に筆者は
この国を悪く見ている訳ではありませんが、
アメリカ中古車売買の現場において
口約束はほぼ100%果たされないので
記録を忘れずにとっておきましょう。
なので個人売買の場合は紙とペンが必須です
ちょいとまとめきれていない気もしますが、
「ネット経由で中古車を買う@アメリカ」という
注意しすぎるに越したことはない案件なので、
この記事・筆者の経験が読者皆さんの
将来の役に立つことを願います。
言語の壁関係は一切考慮してないんでそこは気合や!
ではでは、今日はこんな所で。
(このシリーズはまだ終わりそうに)ないです
スミカ(Rick)
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