「忙しそう」な学習塾は避けるべし。

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所属生徒数が多い・一人一人へのきめ細かい指導や添削・面談を多めにやってくれる・授業延長や補習等を多めにやってくれる…

一生徒としては「すごい」「ありがたい」と思うかもしれないが、これはつまりそれら全てが業務として降ってくる現場の講師が忙殺されているということに他ならない。

そんな講師が思うことはただ一つ、「一つ・一人あたりの手間をいかに減らすか」である。

【追伸】
当たり前だが、塾講師も人間である。

24時間365日ノンストップで働けるわけではない。

まあこの業界は元々「夜勤・残業・休日出勤上等」みたいな人が多いわけだが、

そういう人に限って目の下にクマを作ったり過労で倒れたりしてしまう。

そこまではいかなくとも、本音の部分では

「いかにして仕事を省くか・エネルギーを節約するか」

に悩んでいるのも事実だ。

これは良い悪いの部分ではなくもはやしょうがない。

物理的・慢性的な人手不足が酷すぎる。

よって、表面上では

「最後の泥沼まで指導して参ります!」

みたいなコピーを宣伝していたとしても、

いざ本当に質問・補習・再テストの嵐になる生徒がいたら

「この生徒は手がかかるな…」と確実に思われる。

これは塾業界ならず全てのサービス業で同じことだ。

だからこそ、ゆとりがない塾は避けた方がいい。

サービスを依頼する時に「うわっ…」と嫌な顔をされる可能性が高いからだ。

少し考えればすぐに分かるが、

現時点ですでに忙しいということは

その分あなたに割かれるリソース(時間や手間)は少なくなる。

【追伸の追伸】
さて、その上で面白いニュースを見かけた。

念のため、PR投稿ではない。

オンライン学習サービス『スタディサプリ』学習塾への提供開始 個別最適化学習で、塾においても教育環境の向上を支援

これは現場にとっては大変ありがたいサービスである。

塾講師として率直に申し上げると、

生徒の課題分析や学習進捗で一人一人にいちいち何時間もかけていられないのが現状だ。

抱える生徒が10人・20人とかならできるだろうが、

それこそ人によっては100人単位で生徒を抱えて授業をしている。

それを全てテスト丸つけして、再テスト管理して、次の授業の準備をして、授業をして…とかやっていると

もうそれ以上の業務なんてやっていられなくなる。

だからこそ、こういったテクノロジーで丸投げできるところはして

現場の講師はそれを元に動く、というのは

役割分担という意味で至極まともだと思うよ。

「そこまで全部やってこそ塾講師だろ!」

とシャウトしたい気持ちはよく分かるけど、

現場は現場に集中するべきで、後方支援は後方支援に集中するべきである

という、会社経営上当たり前の話をしているだけだ。

【追伸の追伸の追伸】
スタディサプリは、

いわば競合他社であるリアル学習塾を潰そうとするんじゃなくて

こうやって上から包み込んであげようとしている。

これぞ強者の戦略、って感じだね。さすがリクルート。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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