代行ビジネス。

気づき - ki du ki

「代行ビジネス」という言葉はあるが、
基本この世の全てのビジネスは代行ビジネスだ。

人は基本一つの人生で
2つ以上の道は極められないからこそ、
分業制を生み出し役割分担をし
助け合うことで社会を成立させている。

かくいう教育業界もその一つであり、
「本来は」既存の学校・地域・家庭教育で賄うべきところを
「代わりとして」行っているに過ぎない。

それは悪いわけではなく、
むしろ戦略としては懸命だろう。

そして、こういった代行ビジネスは
これからますます流行っていく。

元々、この世の中は
「何も考えずに生きていたい」人が大半であり
お金を払って代わりに誰かが考えて動いてくれるのなら
それらの人々は喜んでお金を払う。

ニーチェがいうところの「末人」だろうか。

一切の綺麗事を抜きにすれば、
この世のあらゆるビジネスは
いかにこういった末人から
お金を吸い上げるかの知恵の戦いである。

その道でプロになるつもりがなくとも
広く勉強をして教養を身につける利点の一つは、
その道で少し勉強をした程度の人に
「代行」と称して騙されないことである。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
末人のもう一つの特徴としては、
こういった文章を読んで怒るのはいいのだが
怒ってそれで満足して終わってしまうことだ。
その怒りは行動力に転換したほうがいい。

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