どうも、こんにちは透佳(スミカ)です。
さて、第1回がお陰様で好評でした
日本人的視点から見たアメリカ文化を考える
「アメリカ○○あるある」シリーズ。
という訳でこの記事は第2弾。
今回のテーマはこちらです。
日本人だからこそきっと共感できる!
アメリカのモーテルあるある10選!
アメリカ独自の文化の一つである
ホテルの一種「モーテル」。
そんな場所にまつわる
10の「あるあるネタ」を集めてみました。
それでは、どうぞ。
①「モーテル泊まったんだ!」と話すと、たまに何やら怪しい目を向けられる。
筆者はアメリカという国に来て、
特にインタビュー取材旅行・巡業を経験して
モーテルを使う頻度が格段に増えました。
ですが、
特に日本人の方にこんな話をすると
たまに筆者がゲテ物を見るような目で見られることがあります。
まあ日本で「モーテル」と言うと、
- リア充の皆さんがあんなことやこんなことを楽しんだり。
- 白い粉とかを受け渡したり。
- 大切な青春を売ったり。
- 壮大な男のドラマの現場になったり。
…なんて印象が未だに残っています。
映画にドラマ、主にお前らだよ
ちゃうから。
真面目にアメリカでのモーテルの定義をしておくと、
この国は車で何百・何千マイルも移動する人が多く
1日では目的地につけない、
または日中丸々かかったりする為、
そのようなドライバーが気軽に泊まれるためのホテルです。
「モーテル(Motel)」のMoは、
MotorないしAutomobileからとったものです。
TelはHotelから
ドライバーしか泊まれない…
という訳ではないんですが、
こと運転者にとってはありがたい施設なんですね。
(怪しい密室空間じゃ)ないから。
②値段が「一人あたり」じゃなくて「一部屋あたり」。
これはモーテルに限った話ではないですが、
アメリカのホテルでは
「一部屋あたり」で料金を計算します。
厳密には「ベットの個数」ですが
つまり、一つの部屋分の料金で
複数人が一緒に泊まることが出来るのです。
たまに「最大人数」が設定されてはいますが、
友達同士や家族くらいの人数であれば
十分入ることが可能なレベルです。
そして、アメリカのモーテルは
基本のベッドがクイーン、
キングサイズも気軽に利用できるので
日本人の体格であれば何人も寝れますよね。
その気になれば、
やっぱりモーテル!
100人入っても大丈夫!!
※モーテルのルールはよく守りましょう。
③「すげえ!半額や!」は大体地雷。
これは筆者自身も実際に経験しました。
安いモーテルには「安いなりの理由」があり、
半額のモーテルには「半額になる理由」があります。
換言すれば、
そうしないと人が来ないからそうするんですね。
なるべくであれば、
そういったモーテルを選ぶ際は
よ~く情報を調べてみることをお勧めします。
確かにモーテル選びにおいて
コスパを重視したくなる気持ちはよく分かります。
ですが、そんなときに
やっすいモーテルで嫌な思いをしてしまうと
まさに「安物買いの銭失い」でございます。
妙に安いモーテルには
安くなる理由があります。注意しましょう。
ちなみに筆者の体験した
半額(1万円→5千円)ホテルは
「元々5千円のモーテルの方が上じゃね?」というオチでした。
④50~60ドルで十分すぎる。
日本のビジネスホテルとなると
学生にはまだまだ敷居が高く、
だからと言って予算のみでホテルを選ぶと
カプセルホテルとかになってしまいますよね。
あれはあれで快適だったりするけれども
ですが、アメリカのモーテルは
50ドル(5千円)もあれば
十分に快適な部屋を探すことが出来ます。
というのも、
モーテルは素泊まりがデフォルトなので
サービスは基本的に簡略化ないし省略されています。
食事の準備や荷物の運び出しなど、
ある程度は自分でやる必要がありますが
その分値段が抑えられているのが特徴です。
そして大切なことなんですが、
逆に言えば「一泊5千円」は一つの境界線です。
つまり、この値段を切るとむしろ危ないです。
部屋が汚かったり臭かったり、
はたまた立地や治安が悪かったりなどなど…。
このボーダーラインを元にして、モーテルは探しましょう。
⑤部屋に入ったその瞬間から、驚きの寒さ。
モーテルを予約していざ現地に向かい、
チェックインして、カードキーをもらって…
「よし!いざ入るぞ!」と部屋に入ると、
最初に出てくる言葉は見た目などではなく
さむっ!!!!!
この一言。実にあるあるです。
というのも、アメリカの冷房がキツイのは
皆さんご存知だと思うんですが
なぜかモーテルの部屋に関しては
人が入ってくる前の段階から冷房ガンガンです。
節電しろよ。
もちろん温度調整は可能ですが、
寒いのが苦手な人は注意しましょう。
※これは南部などの温かい地域特有のようで、
逆に米北部などの寒い地域だと
「アツっ!」という現象があるようです笑。
⑥というか、絶対的に部屋が暗い。
これはアメリカという国の特徴でもあるのですが、
シーリングライト、つまり
天井に照明をつける文化がそんなにないんですね。
スタンドライトやデスクライトを中心に
スタイリッシュな間接照明にお熱のようです。
そんなオシャレな国だったっけ
その結果、部屋が日本より暗い。
当然ライトの数は限られているので、
部屋全体を明るく出来ないんですね。
特にコスパを追究しているモーテルとなると、
この文化が刻然とした形で現れます。
ちなみに筆者が先日泊まった写真のモーテルには
3つほどスタンドライトが写っていますが、
ベットルームの照明はこれでほぼ全てです。
筆者のように暗い空間も好きな人はいいでしょうが、
これはちょっと…という人にモーテルはキツイかも?
⑦なぜか、ローションがほぼ確実に設置してある。
モーテルの利点として、ほぼ全て(95%)の部屋に
シャンプーと石鹸くらいは常備してあるんですが、
そのコンビに高確率で添えられているのが
謎の存在感を放つローションなんです。
一説によれば、シャワー後の保湿用として
首や腕などに塗ったくる使い方があります。
まあ、実際良さげな香りもしますし
モーテルの部屋って実は少し乾燥気味なので
そういう意味では理にかなったアメニティでしょう。
手や首などに塗り込むのはもちろん、
ローションもお持ち帰り可能なので
ここは一つ自由に使いましょう。
それ以上の意味を知りたくても、
絶対に「ホテル ローション」とかで
ネット検索とかしないでくださいね。
絶対ですよ
余談ですが、
上で「95%」と言ったのは
例えばかのモーテル6の部屋には
シャンプーが用意されていません。
石鹸だけです、流石にぶったまげました
⑧朝食を調子に乗って食べすぎる。
さて、モーテルの中には
無料オプションとして
朝食が食べられる所があります。
確かに朝食一つとっても
外で食べると10ドルとかしてしまいますし
タダって非常にありがたいですよね。
そして、
調子に乗って食べ・飲み過ぎた挙句
クルマの中でちょうどトイレに行きたくなるまでが
アメリカンドライブのハッピーセットです(違う)
I’m lovin’ It (Restroom)
一言に「朝食」といっても、
その中身はモーテルによってバラバラです。
- 良い所だとスクランブルエッグからヨーグルトまでまんべんなく。
- たいていの所にはコーヒーやジュースがあったり。
- ひどいとベーグルとワッフルだけの所とか。
本当にピンキリなので、
予め調べておいてソンはないです。
アメリカのモーテルにおける朝食は
こちらの記事に詳しくまとめてあります。
⑨実際、テレビは全く見ない。
そりゃあ、
長い旅の疲れを癒すのがモーテルなのに
テレビなんか見てられるかよ…という話ですね。
モーテルにおいては、確かに
大きめの液晶テレビ設置…なんて所も多いのですが
スイートルームでもない限り
テレビが一番見やすい場所はベッドの上です。
つまりはそういうことだ。
モーテルのオフトゥンになんか勝てへんわ
モーテルに設置されているテレビでは
ローカルのニュースやその他テレビ番組を
バッチシ楽しむことが出来ますが、
翌日の朝から運転されるような方は
とりあえずさっさと寝ましょう。
そして、これはたま~になのですが
追加料金を支払うことで
映画を見る事が出来るテレビもあります。
ですが翌日の朝から(ry
さらに、やろうと思えば
プレステやらスイッチやら持ち込んで
大画面でゲームを楽しむことだって出来ます。
ですが翌(ry
どうしてもテレビを見てみたい!
現地のニュースや天気予報を見たい!という方は、
夜ではなく朝に見るのがオススメです。
朝食付きのモーテルなら自然と見れる
⑩モーテルでテスト勉強するヤツがいる。
そんな奴もいるんですよ(自己紹介)
詳しいことは別記事で書いていますが、
- 静か
- 一人
- ちゃんと寝れる・休める
- 朝には朝食
これらの条件を兼ね備えるモーテルは
勉強(缶詰)には最適・最強の環境です。
筆者自身、テスト前の缶詰などは
実はモーテルがどこよりも捗ります。
まあ結局はオフトゥンインなんですけどね
↓「モーテル×勉強」の詳しい記事はコチラから↓
【神の領域】ここぞの時の最終手段!?アメリカ留学「モーテル×勉強」のススメ
いつか将来日本でも、
「ビジネスホテルで勉強する」みたいな
ナウでヤングなブルジョワの極み(死語)を
満喫するときが来たらいいですね。
おわりに
さて、今回の第2弾あるあるネタ
「アメリカのモーテルあるある」、いかがでしたか?
留学や在住の長期滞在において、
または遠距離移動・旅行などなど
アメリカの様々なシーンでモーテルは大活躍します。
自分で荷物を運び出したり食事を用意したり、
その「干渉されない気持ちよさ」に目覚めてしまうと
普通のホテルには戻れなくなる・・・かも?
では、今回はこんなところで。
本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。
…筆者、透佳(スミカ)
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