なぜ英語はグローバル言語になれたか。

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「シンプルで分かりやすい」
「論理に基づいている」というのは事実だが、
それなら欧州の言語各種も負けていない。

言語学の世界的権威であるDavid Crystalは
2003年の著書”English as a Global Language”にてこう述べている。

一つの言語をグローバル言語しらしめる為の要素は——力だ。
とどのつまり、政治力と軍事力・そして経済力である

身も蓋もない話だが、
歴史を見渡してみると確かに
支配者の立場となったものが共通言語を決定している。

大航海時代はスペイン語やポルトガル語がその位置であり、
もっと遡ればギリシャ語がそこを占めた時代もあり、
学術の世界ではずっと昔から未だにラテン語が優勢だ。

そして19世紀以降、
アメリカ・イギリスの二大大国として
世界の政治・軍事・経済を大きく動かしてきたのは英語だ。

言語は文化に属し、文化は権威に属するのである。

 

筆者、スミカ(Rick)

【追伸】
とはいっても、
仮に日本という国が世界一になっていたとしても
日本語をグローバル言語にするのは無理だっただろうね。
ビジネスでも学術でも同じだけど「分かりやすさ」は大事。

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