「透佳さんの指導方針ってなんですか?」「どういうスタイルの教え方なんですか?」
一つ特定の指導方針を定めないのが私の指導方針だ。
「基本コレ!」という軸を持つのは確かにかっこいいが、どんな方針にも合う生徒・合わない生徒はいる。
【追伸】
例えば「初歩・基礎が大事!」という指導方針だって、
超・上級者はそんなこととっくに知っているからあくびが出るんだよね。
そういう生徒に
「初心が大事ですよ」
と偉そうに教えても釈迦に説法だ。
せめて
「トップオブトップなら、こういうことも知っておきましょう」
と細かい豆知識や雑学までしゃぶり尽くすような指導に切り替えなければならない。
逆に、基礎レベルの子にとって細かい豆知識や雑学は全くの逆効果だ。
「英語を好きになってもらう」「楽しんでもらう」
というのも同じだ。
それは野菜嫌いに生野菜を強要しているようなものである。
そういう子には
「まずは初歩と基礎。嫌いなりに最低限を覚えろ。話はそれからだ」
という指導方針でやっていかなければならない。
このように軸を決めておかない・その場で決めるようにすると講師としての守備範囲が広がる。
範囲が広がればそれだけ幅広い生徒を教えられるからそれに越したことはない。
…筆者、透佳(スミカ)
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