アルファベットは、一回汚い・崩れた書き方で覚えてしまうと後から矯正するのが極めて困難になる。
綺麗な文字の人が書くあえて崩している文字と、汚い文字の人が書く意図せず崩れてしまっている文字とでは雲泥の違い・月とスッポンである。
より下世話な話をすると前者は崩れているなりに読めることが多いが、後者は崩れているどころか原形が跡形もないからもう解読不可能。
【追伸】
天才の書く文字は「汚い」んじゃなくて「あえて崩している」だけなんだよね。
本当に字が汚い人で天才は例外中の例外である。
なぜなら文字はその人の鏡だからだ。
思考がハッキリしていればハッキリとした字を書くし
思考がごちゃごちゃしていればごちゃごちゃとした字を書く…
というのが現時点での私の仮説である。
その証拠に、天才はゆっくり時間をかければしっかりとした字が書けることが多い。
面倒だから普段はそうしないだけなのだ。
(天才の共通点として「思考に手の動きが追いつかない」というのがあるから)
それに対して本当にダメな人というのは
そもそも「綺麗な字を書く」という行為が頭の中の辞書に備わっていないから
「ちゃんと書け」と言われたところで意味が分からない。
こればっかりはしつけと教育の賜物である。
小学生中学年〜高学年になっても幼稚園児レベルどころか2〜3歳児レベルの字を書いている子に対して
誰も面と向かって叱ってあげないから勘違いしてしまったのだ。
「これでいいんだ」と。
こればかりは心を鬼にして矯正しないと
後からその子が社会で生きづらくなってしまうから
断じて「よく書けてえらいね」などと褒めてはならない。
…筆者、透佳(スミカ)
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