ポイント!
- 文型:「主語と動詞の次に『どの言葉を』『どの順番で』置くか」のルールのこと。
- 中学英文法屈指のクソゲー。最終的には熟語の暗記ゲーになります。
- 文型には5種類あります。特に第4文型・第5文型をスムーズに使えるかが勝負です。
文の要素5つ | |||
要素 | 略称 | 意味 | 主な語尾 |
① 主語 | S | その文の主人公。何についての話なのか | 〜は/〜が |
② 動詞 | V | 主語の動作や状態を表す | 〜です/〜します |
③ 目的語 | O | 動作の対象を表す | 〜を/〜に |
④ 補語 | C | 主語や目的語の状態を説明する | (特になし) |
⑤ 修飾語 | M | 主に副詞と「前置詞+名詞」のこと | (特になし) |
※ 5つの文型にはMが登場しない(=どれがMであるかを見分ける必要がある)。
5つの文型(基本5文型) | ||
文型 | 構成 | 訳す際の大まかな意味 |
① 第1文型 | SV | SはVする |
② 第2文型 | SVC | S=C |
③ 第3文型 | SVO | SはOをVする |
④ 第4文型 | SVOO | Sは人(一つ目O)にモノ(二つ目O)を与える |
⑤ 第5文型 | SVOC | OにCさせる/OがCだと分かる |
例)
① I walk in the park. 私はその公園で歩きます。
② I am Chris. 私はクリスです。
③ I eat natto. 私は納豆を食べます。
④ I gave her the book. 私は彼女に本をあげました。
⑤ I call him Alex. 私は彼をアレックスと呼びます。
※ ①の「in the park」は前置詞+名詞なので修飾語(ノーカウント)として扱う。
※ 今まであまり触れたことのない文章は第4と第5。この2つをマスターできるかが勝負です。
文型ごとによく使われる動詞 | ||
① 第1文型 | SV | go, come, run, swim, walkなど |
② 第2文型 | SVC | be動詞, become 名詞, look 形容詞, sound 形容詞など |
③ 第3文型 | SVO | 色々 |
④ 第4文型 | SVOO | buy, give, send, show, teachなど |
⑤ 第5文型 | SVOC | call, make, nameなど |
例)
① I went to the library yesterday. 昨日、私はその図書館へ行きました。
② You look sad. あなたは悲しそうです。
③ I’ll send a letter to my sister. 私は私の妹に手紙を送りました。
④ I’ll send my sister a letter. 私は私の妹に手紙を送りました。
⑤ The news made me happy. その知らせは私を幸せにしました。
☆ その他、よく出るポイント
【SVC(第2)とSVO(第3)の違い】
→「S=C」、「S≠O」という見分け方がある。
例)
② I am Chris.(私=クリスであるので、第2)
③ I eat natto.(私=納豆ではないので、第3)
【SVO(第3)とSVOO(第4)の書き換え】
→ 語順が逆になる箇所があるので注意。
例)
③ I’ll send a letter to my sister.
④ I’ll send my sister a letter.
※第3の場合、動作の相手(多くの場合人)にtoかforが必要。第4は不要。
【SVO(第3)におけるto youとfor youの使い分け】
→ 相手がいることが前提となる動詞はto、いなくてもできる動詞はforを使う。
例)send, give, show, teach(相手がいないとできない動作なので、to you)
例)buy, cook(相手がいなくても自分のためにできる動作なので、for you)
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