巷の個別指導塾の過半数は1対1(先生一人に対して生徒一人)ではなく、1対2(先生一人に対して生徒二人)である。
少し考えればすぐに分かるが、例えば1授業90分と謳っていても生徒一人にかまってあげられる時間は単純計算でマックス45分である。
それ以外の時間はプリント演習・答え合わせ・最悪待機といった「自習でもできるようなこと」に対して授業料(座席料?)を払っているのだ。
【追伸】
よほどの偶然が起こらない限り、
1対2の個別指導は生徒ごとに違う内容を指導していることが大半だ。
片方の生徒には英語を教えて、もう片方の生徒には数学を教えて、という具合に。
たとえ教科も学年も偶然被っている生徒2人だとしても、
レベルは生徒ごとにバラバラなのだから一人一人に合わせるしかない。
では何が起こるのかと言えば、
片方の生徒の相手をしている間もう片方の生徒は「放置」しなくてはならない。
(塾側ではこれを「演習」だの「質問作り」だの言っているが全て同じである)
それが嫌なら1対1にするしかないが、
塾側はあらゆる言い訳をつけて1対2での受講を勧めようする。
なんのことはない、その方が人件費が半分で済むからだ。
それ以上の理由はこの世に一切存在しない。
…筆者、透佳(スミカ)
コメント