例外を見つけて興奮するのは劣っている証である。
まずは例外も含めて一旦飲み込むところからスタートなのに、そこで興奮してお腹いっぱいになるから勉強が一向に前に進まない。
そうやって例外を見つけて興奮することしか取り柄のない劣等生がまた一人誕生する。
【追伸】
以下、英語マニアには分かる話。
例えば比較の最上級のofとinの使い分けである。
一応模範解答としては、
「数字やallなど『複数』を表す語句にはof」「それ以外はin」
という法則がある。
だがここで
「でも『us』は別に数字じゃないのにどうしてofなんですか!」
「なんでfamilyはgroup of peopleって意味なのにinなんですか!」
「car of the yearは本来inですよね?どういうことですか!」
と例外を見つけて講師と対決しようとする生徒が登場する。
実はこの手の生徒は9割方劣等生である。
優等生はそんなところでいちいち騒ぎ立てずに
「あぁこういう例外もあるんだな」と静かに心の中で確認するからだ。
講師に尋ねるにしてもこういう嫌味ったらしい言い方はしない。
そういう一部で勝とうとして興奮するのは、
全体としてはボロ負けであるという証拠である。
そしてそこでストレス解消してスッキリしてしまうから勉強に気が向かなくなる。
そうやってますます勉強できなくなっていくのだ。
ますます勉強できなくなるから、ますます例外を見つけて興奮してストレス発散しようとする。
まさに負のスパイラルである。
…筆者、透佳(スミカ)
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