最終的に開成高校、ないしそれに準ずる高校に合格していく生徒を長期的に観察しているとこのようなことに気付かされる。
中2終了時点の学力で、既にMARCH附属高レベルであれば余裕を持って合格する水準にまで仕上がっているということだ。
残りの中3一年間かけてそれを開成水準まで持っていくのだ。
【追伸】
私が見てきた限り、中3開始時点でお話にならないような学力だった生徒が
1年間で猛烈に努力した結果開成高校レベルに合格した例を私は知らない。
つまり勝負は一年前の時点で既に決まっているのである。
「中3から死ぬ気で頑張ればいける」というのは、甘い。
それこそ彼らは中1、早ければ小5〜6の時点から淡々と継続しているのだ。
その上才能もある。
何も勝てる要素がないではないか。
中3からようやくエンジンがかかり始めたような子はそれこそMARCHが限界だ。
とはいえ、近年は皆こぞってMARCH附属校を目指すようになったから
一般的な努力だけではそこすら届かなくなっているが。
【追伸の追伸】
今年はMARCH附属校がとりわけ辛い。
…筆者、透佳(スミカ)
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