東北大学大学院に属する現役学生が先日立ち上げた
自然言語処理分野のシステム開発企業・Langsmith。
「こんなことを書きたいんだけど
英語だとどの表現・言い回しが適切なのだろう?」
と悩む日本人へ向けてその方法を教えてくれる…
そんなツールの作成を計画している。
現状、海外留学において
現地のネイティブチューターや教師が
留学生の書いた文章を校正できる範囲には限りがある。
文法や熟語といった「知識」は訂正可能だが、
「こういう表現をこういう風に伝えたい!」
という外国人(私達)のニュアンスまでは組んでくれない。
技術の問題ではなく、
考え方や文化・背景の段階から違うからだ。
Langsmithがこれからうまく発達すれば、
これらのモヤモヤを一気に吹き飛ばせる。
留学生へ求められるハードルが一気に下がる。
あとは本人の努力と、国語力を磨くのみだ。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸1】
現役留学生として一つ懸念しているのは、
「ビックデータから『より適切な表現』を選ぶ」=
「皆の文章が結果的に均一化されていく」ということだ。
つまり、皆同じような文章になって個性がなくなるかも。
【追伸2】
「日本人が英語で書いた論文」を
参考文献として読む機会がたまにあるが、
中身はともかく文体に味気がない。
英文が「丁寧過ぎる」というのはある。
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