学生への学習指導をしていると褒める必要が時々あるが、その時に大切なことは具体的に褒めることだ。
「ここが良かったね」と具体的に言ってあげると生徒側も喜ぶし、お互いに「こういう所が良かった」と後から振り返ることができる。
ただ適当に褒めるだけだと生徒側も「適当に済まされたな」と感じるし、お互いに結局何が良かったのかが分からないから後で振り返ることができない。
【追伸】
これは言われる立場になってみると分かる。
「おう!よく頑張ったな」
と勢いで言われるのと、
「おう!今回の宿題は並び替えが正確にできてよく頑張ったね」
と具体的なコメント付きで言われるのとでは喜びが違う。
どこが具体的に良かったのかが分かった方が嬉しいからだ。
その上、褒めた方と褒められた方はお互いに
「こういう問題が得意なんだな」と記憶に残る。
ついでにその分野に得意意識が芽生える。
講師から見れば具体的に褒めるだけで沢山のメリットがあり、
生徒側から見てもそれは同じなのだ。
…筆者、透佳(スミカ)
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