外国語の学習・意思疎通において
「伝わればいい」という考え方をする人は少なくない。
これは半分ホントで半分ウソである。
まず本当というのは、
コミュニケーションにおいては
相手に伝わらなかったことは
最初からこの世に存在しなかったのと同じだから、
是が非でも・たとえ結果オーライだとしても
伝わることが第一だというのは一理ある。
特に初期のうちは
メモや筆談・ボディランゲージ、
辞書やスマホの様な文明の利器まで使えるものは全部使って
何が何でも伝える、という姿勢は確かに必要だ。
だが、
最初から「伝わればいい」というスタンスで
拙い語彙や文法・発音で妥協するのは大いに問題がある。
たとえそれで伝わったとしても、
それは「伝わった」のではなく
「相手がなんとか読解・補完・解釈して
なんとかメッセージを完成させてあげた」だけである。
それを
伝える側の努力で「伝わった」と思っているのなら、
勘違いも甚だしいということだ。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸】
「伝わればいい」を全肯定する人の共通点。
第一言語での地頭が悪いこと。
こういう文章を読むとすぐにカチン!とくること。
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