もし保証でもしようものなら大変なことになる。
宿題をロクにやってこず、塾の授業も学校の授業もロクに聞いていないような子の成績もその塾の責任になってしまうからだ。
塾にいる時間なんてたかが週数時間なのだから、仮にその時間だけ勉強させられてもその他の時間全てサボられては無意味と化す。
【追伸】
もし本気で保証するのなら最低でも週5回・一日3時間は塾に通ってもらわなければならない。
そうでもしなければ
塾の外で何をやっているかも分からないのにそれに対して責任を負うのは怖すぎる。
勉強時間を全て管理するというのなら確かに保証できるだろうが、
そうでもない限りそんな恐ろしいことはできない。
確かに塾は「塾にいない時間にはこれをやってくださいね」という宿題は提示できるが、
その実施までは強制できないからだ。
あくまでも塾は営利団体だ。
「わざわざお金を払ってまで勉強したい人が通う」というのが前提であり、
お金を払ってまでサボる人は率直に申し上げて勘定に入れていない。
こんなことを表沙汰に言うと炎上するが、
だからこと塾は通いたくない子を一方的な親のエゴでぶち込んでは絶対にいけないのだ。
誰も幸せにならないから。
【追伸の追伸】
だから本来、塾講師が
「あの子は中々宿題をやってこない」
って悩むのはおかしな話なんだけどね。
だってお金を払っているのにサービスを受けるのを拒否しているようなものだから。
他業界ならそんなお客様は奇特の目で見られるか、
業界によってはそもそも最初から門前払いだろう。
それは塾とて例外ではないということだ。
…筆者、透佳(スミカ)
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