Jobhunting:英語はもちろんのこと、日本語での自己紹介も洗練させる。

最高の留学のつくり方

就活指南本のベスト&ロングセラーの『面接の達人』の中で、

著者の中谷彰宏さんはこう書いています。

面接で話すことは2つだけ。一つは「これまで」何をしてきたか、もう一つは「これから」何をするか。

これまで何をしてきたか、というのは自己紹介のことです。

これから何をするか、というのは志望動機のことです。

究極、面接を受ける側が話すことは以上2つしかないと彼は書いています。

これ以上の答えは、おそらくこれから先もずっと生まれないでしょう。

面接をする会社側も、

  • この人はどんな経歴を歩んできたか
  • この人はこれからどんな経歴を歩むのか

この2つだけ知ることができれば、判断材料としては必要十分です。

「これだけじゃ足りない」という会社は、この世にありません。

『面接の達人』には、こんなことも書いてあります。

志望動機とは自己紹介の中から出てくるものだから、要は考えるべきものは自己紹介一つしかない

ということです。

自己紹介(これまでやってきたこと)の中から志望動機(これからしたいこと)が出てくるのは、極めて自然な流れです。

それだけ、自己紹介は大切だということです。

留学生は、英語での自己紹介には結構慣れています。

現地民からすれば外国人ということもあり、ことあることに自己紹介をする・される機会があるからです。

問題は、日本語です。

日本語での自己紹介が「あらら…」という留学生が、案外多いのです。

せっかく英語がうまいのに、これではソンです。

自己紹介が下手な人の理由は2つです。

準備不足と、そもそもの内容がつまらないことです。

一つ目の準備不足はそのままです。

本当に重要なのは、内容です。

まず、履歴書に書いてあるような内容を一から十まで復唱し始める留学生がいます。

これは、アウトです。

「そんなの言わなくてもここに書いてあるよ」という話です。

学んだ専攻の専門的な話をやたらするのもダメです。

「それは分かるけど、ここではそういうことを聞いてるんじゃないけどな」と、直接口に出すかどうかは別にして面接官は全員思っています。

特に留学生はわざわざ勉強するために海外に行くので、専攻のこととなると熱く語ってしまう人が多いので注意が必要です。

話すべきことは、以下3つです。

  • 私はこういう人間です
  • こういうことが得意で、こういうことに興味があります
  • こういうことで貢献できそうと考えて、志望しました

極端に言えば、これ以上の情報は不要です。

もし必要なら面接官の方から尋ねるので、その際に初めて話せばいいことです。

一項目につき、一文章で終われればスッキリ美しい文章の完成です。

これに加えて、数カ所にあなたならではの言葉が入れば最高です。

私で言えば、「ミシシッピ」「教養学」「次世代の英語教育」あたりが該当するでしょう。

英語も日本語も、自己紹介はそらでいつでもパッと言えるようになるまで練習しておきましょう。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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