Reading:書く・話すことを前提にして読むと、理解が深まる。

最高の留学のつくり方

学習塾の講師が使う指導法の一つに、

「生徒に説明させる」というものがあります。

一方通行(生徒から見ると基本受け身)の授業では、どうしても

「自分は聞いているだけで十分」という気になってしまう生徒がいます。

そこで、

「〇〇ってどういう意味だっけ?」

「で、〇〇と△△の違いってなんだっけ?」

と、生徒に説明を求めるのです。

自分の言葉で説明するためには、そのことを本当に理解していないとできません。

丸暗記も通用しません。

逆に言えば、人に説明できるようになるまで理解度を深めればよいのです。

留学先のクラスで仲良くなった人がいれば、

「〇〇ってこういうことだよね?」

という議論をお互い交わしてみましょう。

元々、勉強したくて大学にきてわざわざそのクラスを履修した生徒なので

時間さえ合わせれば快く対応してくれます。

「でも私にはそんな友達がクラス内にいません」という人も心配不要です。

そんな人のためにオフィスアワーという制度があります。

課題をこなす中で出てきた疑問や質問をぶつけに

大学構内の教授のオフィスで直接一対一で話すことができる制度です。

どんなに忙しい教授でも、最低週2回はこの枠を設けています。

そしてここでもう一つ、別のやり方を紹介しましょう。

勉強した内容をネタにしてブログを書くという手法です。

これは他ならぬ私自身が現役の時に行っていました。

「同じ学生・知っている人に見せる」という次元の話ではありません。

無理して真似をする必要はありませんが、効果は絶大です。

なんせ、書く内容が大きくズレていたりしたら

「それは違う」と全世界からバッシングの嵐です。

以上、紹介したいずれの方法においても

「出す」ことを前提にすると、「入れる作業」に目的・意思が宿ります。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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