①最低限これは覚えるべき、という単語を覚えていない。
②最低限これは覚えるべき、という文法を覚えていない。
③①と②が揃ったらテストの点数なんて取れるわけがないから、その結果「英語って難しいんだな」と間違った方向に解釈し始める。
【追伸】
学習塾の英語講師という仕事柄、断言しよう。
「苦手」なのではない。「勉強していないだけ」である。
今日も言い切ったよ。
「英語嫌いなんです〜」とぶったるんだ声で愚痴ってくる生徒に限って
単語は全く勉強しない。
文法も全く勉強しない。
それでいて「英語が苦手で〜」とか言ってくる。
全員横一列に並べて一人ずつはっ倒してやろうかなって思う(笑)。
ろくに素振りもしていないような野球部が
「バッティングフォームが…」などとほざき始めるのは見ていて辟易するのと同じだ。
苦手だなんだと言っていいのは、最低限やるべきことをやった後だ。
「単語がなかなか覚えられなくて…」
「文法のここが理解できなくて…」
と、頑張っているけど苦労している子というのは
講師としてぜひ救いたくなるものだし
こういう子は英語が得意科目に化ける可能性がある。
こういう子を救うために塾講師という人間がいる。
だが、現時点で英語を舐め腐っている生徒が
受験イヤーになったから突然点数が上がるようなことはない。
その頃に後悔してももう遅い。
【追伸の追伸】
慶應大学の英語入試長文みたいな競技(?)ならともかく、
たかだかふつうレベルの高校入試の問題なんて
初歩・基礎を徹底的に磨き込めば解けるようになっている。
少し考えてみれば分かるけど、
教科書レベルをマスターしても全く解けない問題なんて出題したら
誰も解けないんだから出題する意味ないじゃない。
「勉強した人としていない人で差をつける」
のが入試をやる目的なんだから。
…筆者、透佳(スミカ)
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