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アリゾナ研修最終日!なのでスタッフにインタビューしてみた。

カレッジスポーツ

 

どうも、スミカ(Rick)です。

今日にて、アリゾナ・ピオリア研修は
最終日を迎えました。
正直もうちょっと参加したかったですが、
先方の都合なのでこれも巡り合わせ。
今日も交通整理は熱かった

 

という訳で今日、最終日ということで
大学でかねてより出ていた課題も兼ねて
スポーツビジネスに関する
簡単なインタビューを行いました。
基本的なスポーツビジネスに関して、
僕の聞きたかったことが主です。

その相手は、
今回の研修を見繕ってくれた
球場スタッフのTommyさん

 

僕自身の備忘録として、
またこれからこの道を目指す人の
為になれば、という願いをこめて
スミカ和訳にて掲載させて戴きます。
ぜひ、読んでみてください。

 

 

―――では、よろしくお願いします。

もちろん、こちらこそ。

 

―――現在の(仕事の)ポジションは。

(ピオリア・スポーツ・コンプレックスにおける)「ピオリア・ダイアモンド・クラブ」のボランティア・コーディネーターを務めているよ。彼らボランティアの統括やマネジメントをしている。ここでは全員で約600人のボランティアが居て、その内の150人ほどが一日あたり動いているんだ。

 

―――どの位の期間働いているか。

このポジションでは2年間だね。その前は7年間、この街のボランティアの一人として活動していたんだ。

 

―――今の仕事についた理由は。

元々これを始めたのは、野球が大好きだったから。それと地元でのチャリティー活動などを通して地元(ピオリア)に還元している野球というスポーツ、そしてそれを支えるボランティアという存在にあこがれたからさ。そして2年前、たまたまこのポジションの雇用募集をしていたから、それに応募したら受かったんだ。まあ、本当に野球が好きだからね(笑)。幸せな仕事さ。

 

―――本当に野球がお好きなんですね(笑)。

ああ。この仕事に就く前は30年程、カリフォルニアで警察として勤めていたんだ。そして近頃に引退した後、まだ何かの形を通して地元に貢献しい…と思って、ここで働くことを決めたのさ。

 

―――そんなスポーツに関してですが、
アメリカは「スポーツやそのビジネスで
世界で一番成功した国」と言えるでしょう。

そうだね。

 

―――アメリカが
一番のスポーツ大国になれた理由は。

君よりはちょっとだけ年上からの意見になっちゃうけど(笑)、アメリカにおけるスポーツ・ネットワークの強みが第一かな。例えばESPN(コカチネット州に本拠を構える、アメリカの代表的なスポーツ専門放送チャンネル)とかがそう。日本でも野球(今でいうWBC)やオリンピックとかがテレビ放映されるけど、アメリカではかなり若い年齢層の人、特に子供たちがスポーツを見る・やってみる機会に恵まれているんだ。だから、5歳から8歳なんかの小さい頃に野球からオリンピックやNBA・NFLをずっと見てて、それが皆の間で人気なのだと感じる。それで、子供たちが将来に「医者になりたい」「農家になりたい」と言うのと同じように、自然と「スポーツ選手になる」と言って彼らにあこがれるようになるんだ。今は多くの日本人がアメリカにアスリートとして来るようになって、その一方で日本に渡るアメリカ人もいる。それらを全てカバーしている報道関係(特にテレビ)の存在、そして子供たちの世代に人気なのは大きいと思うね。

 

 

 

―――「子供の関心」に関して。
アメリカでは子供にスポーツが人気だが、
現代の日本の子供たちはスポーツに対する
興味が減ってきていると感じる。
この違いはどこにあるか。

アメリカの視点から見ると、日本や周辺の国々の人々は「個人での達成・自力で成し遂げる事」を重視し過ぎているように思える。つまり、皆でまとまってチームとして動くこと・協調性を嫌っているのではないか。でもアメリカでは、いわゆるチームでのスポーツがとても人気なんだ。水泳や陸上とかの個人競技よりも、野球やフットボール・バスケットのようなチームスポーツの方が男女ともに皆好きだし、アメリカ文化そのものに「チームというまとまり」は深く根付いているんだ。だからこそ子供たちはスポーツに親しみを持ちやすいし、大人も安心して子供にスポーツをさせてあげられるんだ。

 

―――チームワーク。

ああ。他の文化はどうも個人の能力をより重視しているように感じる。日本でも同じで、例えば個人のノルマであるだとか、個人としての達成目標を皆持っている。アメリカではgoogleやappleのように、仕事はチームという単位で成し遂げている。日本は一つの会社で勤め続ける傾向があるけど、それぞれが一人ひとり個人として動いている。でもアメリカの人々は、比較的多めの転職の機会の中で、その場でのチームとしてうまく連携・協調が出来ていると思う。

 

―――(キャリアにおいて)
仕事は一か所で続けるべきか、
それとも転職を推奨するか。

私の両親が現役だった50~60年代の時のアメリカは、ずっと同じ会社、例えば農家や航空・鉄道などに勤め続けるのが基本だった。でも今は、もうそのような「同じ会社に勤め続けるメリット」は消えつつある、ないし完全にない。人々はより良い会社・より好きな会社・よりエキサイトな会社で働こうとする。もう「同じ会社で定年」というのは、アメリカ文化ではない。それは日本とかの他の文化でも同じだろう。それが良い・悪いとは言わないが、それが文化の変化に適合してきた結果での話・事実なのだろうね。

 

 

 

―――話題を変えて。
日本版のNCAA(全米大学体育協会。
カレッジ・スポーツの運営や管理を行う
世界的権威)を作る話が、今持ち上がっている。

ああ、知っているよ。

 

―――アメリカとはそもそも
大学の仕組みが異なるし、
複雑な仕組みがある。
黒字化や持続的発展など、
日本が成功するためのポイントは。

君のような人もそうだけど、この国を訪れる人…増えてきているのが日本や台湾、中国や韓国。こういった人々が生徒としてアメリカの教育機関・大学で学び、その知識や情報・興奮を(経験・教訓として)自分たちの国に持ち帰る・その仕組みを説明する。つまり、アメリカに渡っている人、特に君のような生徒がアメリカスポーツの最先端で見たものを持ち帰り、自分の国で紹介し、そこで反映・昇華させていく。そしてそのスポーツが最終的に人気を得れれば、それが一番じゃないかな。日本で言えば、新しいスポーツを人々に開拓してみるのも手かもしれない。例えば、東京の街でバスケをやっている人なんかはまだまだ少ないだろう。ここアメリカでは、そこらじゅうにコートとボールがある。そういう環境を整えること、そして人々に訴えかければ、その「スポーツの持つエキサイト体験」に快く応える日本人も居るはずだよ。

 

 

―――最後の質問です。
日本では、多くの学生が
国際的なスポーツビジネスを
将来志しています。
本場アメリカで働きたかったり、
日本に貢献したかったり。
そんな今の生徒たちにアドバイスは。

 

ここボールパークでの経験から言うと、日本や台湾から来ている人は実際多い。もし私が日本のスポーツについて深く学ぼうとするなら、まずアメリカのスポーツチームで日本に定期的に行っている所を探すだろう。そして(反対に)もし日本に住んでいるなら、定期的に渡米しているようなスポーツチームを調べて、そこで働くだろうね。そしてそういうチームがいざアメリカに行くとき、「連れて行かせてください!」とか言ってみるのさ。だから、そういう海を渡ることのあるチームを探してみるべきなのさ。そういうグループであれば、日本人としての長所・経験が生かせる機会は必ずある。逆に言えば、そうでない所で働くことにこだわる必要はないのかもしれない。何故かと言うと、このようなアメリカでの経験を得に行く、というのは個人単位ではどうしても難しい。特に国境をまたぐとなるとそこにさらに言語の壁が増える。でも、「チームに帯同する」という形であれば、スポーツを学ぶ上での様々な恩恵を受けることが出来る。もし今、そのような生徒たちがアメリカのスポーツ関係の専攻やカリキュラムで大学レベルで学ぶのであれば、若いうちにそういったプログラムを体得、経験しておくことだね。若いうちに、だ。

 

―――若いうち、に笑。

そうだね。

 

―――はい、ではこれにて終了です。
本当にありがとうございました。

こちらこそ。

 


(聞き手・翻訳 スミカ(Rick))
スミカの顔はきったないのでキレイなのに差し替えときました

 

 

この場を借りて
改めて、という形になってしまいますが、
今回の研修を通して、
また今回のインタビュー等々
本当にお世話になりました。
また、必ず会える機会があるよう。

スミカ(Rick)の個人的な話をすると、
チームワークの件や環境の話など、
「え!日本人ってそういう風に
実は見られているのか!」という点に
非常に驚きを覚えました。
他人からの客観的評価って怖いですね

 

 

さて、結果的ではありますが
明日がぽっかりとオフになった。
これは、少しばかり
アリゾナを巡ってみても良いカモ…?

 

では、今日はこんな所で。

 

スミカ(Rick)
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