どうも、こんにちは透佳(スミカ)です。
先日、筆者のTwitterの方に
「このブログ参考にしてます!」と
声をかけてくださった方が。
人の役に立てるコト、やはり幸せですね。
よくぞこんな変態に話しかける勇気を持った
さて、今回の記事なんですが
そんな嬉しいコトもあり
久々に海外留学や英語学習にフォーカスした
「英語ワンポイントレッスン」となります。
その中でも、多くの日本人が苦手としている
ライティング(英作文)に注目。
というのも、
「いざ本番、何を書いていいのか分からない!」
「英語の文章がうまく書けない…苦手だ…」
という方(特に生徒さん)って予想以上に多いんですよね。
確かに、人との対話(スピーキング)と違って
書いた文章が変わったり消えたりしないので
その人の実力がモロに出てしまうパートでもあります。
何故、英語を学ぶ日本人の多くは
ライティングが苦手なのか?
今回は、そんな疑問を
2つの答えを通じて解説していきます。
1.最低限の「文章パターン」や英文の「構成」を覚えていない
- 「こう言いたいんだけど、
何て表現すれば良いのか分からない…」 - 「英語にこんな言い回しって存在するの?」
- 「日本語では書けるんだけど、それを英語に出来ない!」
筆者がこれまで英語を教えてきた中で、
大半の日本人学生の皆さんが
こんなことをつぶやいてきました。
つまり、語彙(単語)は一生懸命勉強するんだけど
いざ文章となると構成が分からない。
彼ら日本人が日本語で考えていることを
「英語におこそう・文章にしよう」とすると、
中学・高校で習うレベルの英文法だと
絶対に表現できない限界が来るんですよね。
例えば、先日の分詞構文解説記事で紹介した
英作文やリーディングの肝「分詞構文」に関しては、
現行の日本の英語教育だと
ほんのした触りしか勉強しないんですよね。
筆者自身も、実際そうでした。
他にも、日本語には様々な
「日本語らしい」表現があります。
- 「適当な」「微妙な」「繊細な」
- 「察する」「空気を読む」
- 「凄い」「素晴らしい」「優れた」「突出した」
- 「よろしくお願いします」
「ヤバい!マジでちょーヤバい!」
こんな、「英語だと言えない」表現。
言い出せば、キリがないですね。
そんな数々の表現を
「英語の文章に起こす方法」を知らない。
書きたいことが頭の中に浮かんでいても、
どんな仕組みで書いていいのか分からない。
これが、第一の理由です。
2.よく分かっていないのに「英語モード」で考えている
英語でのライティングにおいて
よく言われる考え方があります。
「出来るだけ英語で文章を考えよう!」
「日本語で文を構成するのはよくない!」
「言いたいことを英語で表現しよう!」
という、いわゆる英語モードへの切り替えです。
なんでも、最初から英語で考えることで
スムーズに文章が頭の中に浮かんでくるとか。
んなわけないやろ。
筆者は今現在こうして
アメリカ南部の大学に居ますが、
「自分の書きたい文章が
英語で直接頭の中に浮かんだ」ことは
一度たりともありません。
そもそも、言語に関係なく
ライティングをする以上は
「自分の意見を言葉にして発信する」ことが
大元の目的ですよね。
そんな「意見を考えること」から
日頃の生活・会話に至るまで
何かを発信しようと思ったとき、
皆さんは普段どの言語を使っていますか?
もちろん、オンドゥル語ですよね。
ダディャーナザァン!
あ、すいません。
私たち日本人が第二言語として
英語を学んでいる限り、
日頃の会話や考え事など、
一番基本的な思考は日本語でしています。
英語でなにか物事を考え始める、というのは
日頃から常に意識してやっていない限り
非常に難しいものです。
そのため、文章を考える・書く時に
「英語モード」に切り替えてしまう時点で
本来の考え方はなくなってしまう上に、
あなたは既に英語に呑まれています。
というか、そもそも
「日本語モード」・「英語モード」と分けた所で
英語が上達するわけではありません。
自分から発信するわけではない
パラフレーズに関しては別ですが、
ライティングにおける「英語モード」は
むしろ母国語での表現を殺してしまうので
ライティングには逆効果です。
なので、英語で文章を書くからといって
「英語で考えなきゃ!」と思った時点で
もう書く文章に詰まってしまいます。
てか、そもそも
「英語脳」「英語モード」ってなんだよ。
俺たちは機械じゃねえんだよ!!ナニヲジョウコニズンドコドーン!
まとめ
- 英語ならではの言い回しを覚えていない!
- 最初に日本語で考えることを放棄している!
この2つが、
ライティングに苦手意識を持つ
英語学習者が陥りがちな現象です。
「どうもライティングになると手が止まる」
という方は、こんな症状に見舞われていませんか?
さて、ではこんな苦手意識を
克服していくにはどうするべきか?
そんなライティング克服のヒントを
「国語力」の視点で突き詰めてみましょう。
ではでは、今回はこんなところで。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
ご意見ご質問等あれば、「お問い合わせ」またはコメントまで。
筆者、透佳(スミカ)
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コメント
ファンが着実にふえてるようで嬉しいよ( ≧∀≦)ノ