「理想の講師」を探すのではなく、「相対的にマシな講師」を選べ。

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かのイギリスの政治家・チャーチルの言葉『選挙に出る人間にろくな者はいない。選挙とは、そのろくでもない人たちの中から少しでもマシな人を選ぶ忍耐だ』に通じるものがある。

よく考えてほしい。教育業界に聖人君主のような人間が入ってくるわけがないではないか。

他業界から相手にされなかった搾りカスのなかから「でも指導力はマシかな」「でも子供はこういう人好きだよね」となんとか長所を探すのが正しい塾選び・講師選びである。

【追伸】
100人に選ばせたら100人全員に選ばれるような理想の塾講師は、この世にはいない。

もしいたら、この世の学習塾は

その一人の講師を抱える塾を除いて全て倒産してなくなっている。

「いいえ!私の知っている〇〇先生は素晴らしい人です」

そう言いたい気持ちも分かるが、私はそういう人にはこう問いたい。

そういう素晴らしい先生に限って、さっさと塾を辞めませんか?

と。

YouTubeや個人塾などの

「自分がトップで、自分が全ての裁量を持てる場所」

を自ら築けるような場合を除き、

学習塾というものは既にあるものに一講師・一会社員として入るのが普通だ。

どの業種・業界でもそうだろうが、教育業界・塾業界はとりわけ

業界歴の長いベテラン講師が新しく入って来た講師をいじめる傾向が強い。

そうやって新しい人に見切りをつけられて辞められているだけなのに、

「やっぱりオレたちが正しかった」とか悦に入っちゃうんだよ。

そういう訳で、同じ学習塾に何十年も勤めていて

しかも個人の名前では全く売れないということは、

どこか人間的に根本的な問題がある講師と疑ってみる価値はある。

そういった選択肢も含めて、最も「マシ」な塾を選ぶのが塾選びだよ。

 

…筆者、透佳(スミカ)

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