読むコツも、技術も、そのための文法理解も、全て大切です。
ですが、一つ選べといわれたら、語彙力です。
読解力を根本から伸ばすためには、語彙力を伸ばすことです。
まず英単語を覚えないことには、文章を読みこなすことはできません。
どれだけ読み方や心得を身に付けても、語彙力がなければ無意味です。
文章が単語から成り立っている以上、単語の意味を知らなければ御陀仏です。
リーディングとはそういうものです。
もちろん、どれだけ勉強しても学習を進めても分からない語彙は必ず出てきます。
むしろ、勉強すればするほど
「こういう英単語や表現もあるんだな」というのがどんどん出てきます。
それを、逐一メモしておきましょう。
最初のころは、1ヶ月どころか1週間もすれば立派な「オリジナル単語帳」が完成します。
それらの単語全てを、
①英語を見て、日本語の意味が5秒以内に出てくること
②日本語を見て、英語の意味が5秒以内に出てくること
この2つを満たすように学習を進めていきましょう。
使い方やスペル・発音も一緒に学ぶことができれば理想ですが、第一優先ではありません。
海外留学は、いかにリーディングで苦労しなくなるかが勝負です。
究極、英会話も英作文もテンプレートで「逃げる」ことができます。
ですが、リーディングだけは「かわす」ことはできても「逃げる」ことはできません。
だからこそ、
「うわ…今日も○ページもリーディングの課題がある…」
とどんよりしてしまう日々から抜け出す必要があります。
そのためにも、あなたがリーディングで見かけた知らない語彙は
できるだけ全て、早いうちに潰しておきましょう。
換言すれば、
語彙力がついていないのに「文章、読み慣れていないから…」と逃げてはいけません。
…筆者、透佳(スミカ)
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