この土日はYouTubeで潰れた。
とあるアニメを見ていた。
呑気に見ていたら、
そのラスボスがふと放った台詞の一節。
気が付いたら、
何回も何回も繰り返し聴いていた。
『心の闇とは、その正体とは、
人間が不平等であるという思いだ。お前たちは、
心のどこかで思っているだろう?
人間は平等だと!』『違うっていうの?』
『まあ可能性という曖昧な尺度で測るなら、
確かに人は平等だ。しかし、現実はどうだ。
富に恵まれた者と貧困に苦しむ者。
才能・容姿に恵まれた者と、
生まれながらに忌嫌われる者。この世界は、
不平等という運命・心の闇に満ちている。そして、
人はそれを乗り越えることは出来ない。
それがこの世界の真実なのだ。』
この時ばかりは、
そのラスボスが本当に神に見えた。
実にしびれた。
筆者、スミカ(Rick)
【追伸1】
今調べてみたら、
実に15年前の放送回だった。
なんだ、もう「気付いてる」じゃないか。
【追伸2】
これは歴史やファンタジーではなく、
れっきとした現代社会のお勉強。
【追伸3】
どの国でもそうだけど、
まずは現実を虚心坦懐に見つめて
受け入れてからが全ての始まりなんだね。
コメント