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【OneListenOneSoul#3】今に生きるライターの性、今を生きる若者の性。—Yasue M. Hillさん【後編】

time 2017/05/16

【OneListenOneSoul#3】今に生きるライターの性、今を生きる若者の性。—Yasue M. Hillさん【後編】

 

どうも、こんにちはスミカ(Rick)です。

 

OneListenOneSoul第3回、
ミシシッピ州・ガルフポート在住のフリーランス
Yasue M. Hillさんへのインタビュー【後編】です。

⇒【前編】はこちらから⇐

⇒【中編】はこちらから⇐

今回の最終パートでは、
ライターをミシシッピで務めるという事に関して、
そしてこれからの新世代の若い方々に向けての
熱いメッセージをいただきました。

それでは、後編をどうぞ。

 

 

ミシシッピのライター、という「異質さ」。

――今のフリーランスは「楽しい」か。

  自分の書きたい事をかけているので、今はすごく楽しいです。

――現在、アップしているウェブサイトに応募したのはいつか。

  仕事として本格的にやり始めたのはミシシッピに来た後ですね。始めた理由は、やはり文章を書くのが私自身好きだからです。学生の頃、私の取材レポートを新聞に載せていただいたこともあって、個人的な日記も小さいころからずっとつけています。

  よく私は人に「ぱっと見派手で外向的」と言われるのですが、実は逆に内向的なんです。グループでまとまっているよりも、一人で何かをしていた方が好きなんです。なので、「フリーランスライター」という仕事が私の趣向によく合っていたんですよね。そしてありがたいことにだんだんと記事作成の依頼のお仕事ももらえるようになっていて、今こうして成立しています。

――ここ(アメリカ南部)にいるからこそ書ける文章とは。

  やはり今いる場所――アメリカに関する情報ですね。ですが私たちが今いる地域は日本人がよく「アメリカ」という言葉でイメージするロサンゼルスやニューヨークではなくて、皆があまり知らない・あこがれないディープサウスという地域なんですよね。この辺りの情報は、ほとんどの日本人が詳しくない。

  例えば、ミシシッピ州の北部ではアルマジロを食べる文化があります。アメリカ国内でのとあるテレビ番組で大々的に取り上げられたことがあって、私も見たのを覚えています。もちろん私を含め、アメリカの他の地域の人々、ミシシッピ州の南部の住民までもが驚いていました。そのような人種や文化の違いに代表される「ディープサウスならでは」の情報がそうですね。

  先日、ニューヨーク出身の女性に取材をする機会があったのですが、彼女もミシシッピ州の様子を目の当たりにしてとても驚いていました。「考え方が何から何まで違う」と、アメリカ人から見ても驚くべきアメリカがこの地帯にはあります。そういう「アメリカではないようなアメリカ」ではないですけど、こういった地域は日本人には絶対知られていません。そういう取材は、文章を書く上でとてもユニークなポイントになりますね。

  もう一つミシシッピ州の特徴として、教育・食育に関しては発展途上なんですよね。アメリカの他の地域、例えばカリフォルニア州などに比べればまだまだレベルが低いのが現状です。肥満率や貧困率もアメリカでトップクラスに悪く…でもその中でも、都会とは違った人々の独特の温かさ・フレンドリーさがあるんですよね。とにかく人懐っこいです笑。

 

 「想像力が足りないよ」
新時代を生き抜く、本当の根性とは。

――ブログ読者の若い人にむけて、
「将来何をすれば良いか」というアドバイスを。

  何でもできますよ。なんでも、自分のやりたいと思う事をやればいい。「お金になるから」とかではなくて、「楽しい!」と思うこと・やりたいことをやり続けることが大切です。というのも、「楽しい事=やりたい事」だと思うので、楽しい事なら多少の苦労なら苦労とは思いません。楽しいから乗り越えられる、やれてしまう。絶対楽しいことをやったほうがいいですよ。

――「やりたいことがない!」という人は。

  皆そうでしょう。始めは漠然としたものでいいんです。なので、こう考えてみるのはいかがですか。

  「5年後・10年後に自分は何をしていたいか。どうなっていたいか。どんな人に会っていたいか」と。まずはこのような想像を膨らませることが第一歩ですね。

  もし今想像出来なかったら、今なら想像してみましょう。例えば旅行が好きなら「ヨーロッパに居る自分」でも良いですし。その想像した場所から、想像した場所へと、自分の人生をどのように広げていくか。「やりたいことがない」というのは、想像自体をしていないのだと思います。出来ない、じゃなくてしていないだけなんです。

  最初は楽しい事を想像してみましょうよ。今日の晩御飯でもいいです。そういう小さなことからの想像が、毎日の「想像力」の訓練に繋がります。妄想力、とも言えますね。私は考え事が大好きなので笑。

  そして、その想像の実現の為に自分がどうするべきか。お金を稼ぐ、そのための手段を見つける、今自分が置かれている状況を見る…私自身もミシシッピ州という状況で仕事が中々見つけられない時期もあった中で、見つけたのがライティングだったんですね。

  想像の実現のために色々と模索していく中で、人生の道は広がっていきます。なので、まずは小さい事から想像し初めてみましょうよ。楽しい事を考えましょう。そんなことならきっと、苦労という気持ちを感じずに努力を続けられるはずですから。

――その様な意味で、
今現在の若い世代をどのような目で見ているか。

  今の若い人には、ハングリー精神やバイタリティが書けている気がします。今、自己啓発に関する記事のリサーチをしているのですが、日本の若い方…特に女性の「自己肯定感」がすごく低いんですよね。これは、もしかしたら危険な信号かもしれません。

  たしかに「ゆとり世代」のゆとりの部分も大事です。日本に昔から存在する「汗水たらして働く」という価値観は今日では消えつつありますし、一生懸命さだけでは生きていけないのも事実です。ですが、「なにをしていたら楽しいか」というのを追い求める中でのポジティブさや活力。そのような強い精神も不可欠です。

  これは私の予想なのですが、これからのゆとり世代の方々って「楽しい事を楽しくやっていて、感性豊かな先見の明がある」人と、ただ楽しみもなく波に流されてしまう人とで、格差がこれからどんどん広がっていってしまうと思うんです。もう学歴だけで就職出来る時代は終わりましたから。そんな時に大切になるのがハングリー精神であり、バイタリティであり、何よりも自分の中にしっかりと通っている「軸」なんですよね。失敗を怖がってはいけない。

  今の若い方は失敗を怖がる傾向が強いですけど、今のうちにむしろ間違いをどんどんするべきだと思います。年をとってしまうと間違いの傷が深くなってしまいますが、若いうちはむしろ失敗から立ち上がる方法やバイタリティを身に着けるチャンスです。私自身息子がいますが、どんどん失敗させて育てるようにしています笑。失敗は成功のもと、ですから。

  そして何よりも今の私のようにアメリカにいると、そもそもそんな「ネガティブ」はどこにも存在しません。失敗への恐れどころか、たまに根拠のない自信が多すぎて怖くなるほどです笑。ですが、このような「なんでも出来る!」という意味での根性は、今の日本の若者に欠けているものですよね。他にも自己肯定感、気楽にいく気持ち(easy-going)、そしてバイタリティ・新しい意味での、新しい時代を生き抜くための根性。

  なので最後に言いたいのは、「若いうちにアメリカに来い!そして根性叩き直せ!」ということですね笑。ネイティブの人々と付き合って、何かを一生懸命取り組んで、そして日本に帰ったときには強いバイタリティが手に入っていますよ。日本は色々遅れている部分もありますから、そういった「エネルギー」をアメリカから持ち帰ってほしいんですよね。私もこの世界でもまれて…人生が変わりましたから。そのためのこれからのツールこそ、英語なんです。

 

おわりに。

――では最後に、
Yasueさん自身の将来の目標を。

  息子に世界を見せてあげたいですね。行けるところはなるべく全部行きたいです。そのためにも、私が大黒柱になれるまで稼ぎたいですね。実は夫もライターを本業にしたい人なので、私が収入を安定させれば彼にも好きなことをさせてあげれますから。ライターであればどこででも働けるので、そうなったらどこかに旅行に行きたいですね。息子の行きたがっているアメリカ西部やヨーロッパ。そのためにも、今の仕事をもっと充実させたいですね。

  そして最後は…実は、ハワイに一軒家が欲しいんです。私の5人兄弟のうちの1人がハワイに住んでいるので、海外が好きな母の夢も思って、「家族がいつでも帰れる場所」を作りたいんですよね。そうすれば、世界中どこにいても安心できますね。

 

今回のゲスト

Yasue M. Hillさん
京都出身、現在はアメリカ・ミシシッピ州在住7年目の
フリーランスライター・およびネットワークマーケッター。
同州にて教師を務める夫と、若くして英語レッスンを配信するYouTuberの息子を持つ。
国際結婚12年目であり、アメリカ南部の日本人情報にも精通している。

 

 

(聞き手・文章・編集 スミカ(Rick))
(収録日 2017年5月13日)
(場所 Gulfport, Mississippi)

今回のインタビュー、
そしてこのプロジェクトを支えてくださっている
全ての読者やゲスト・サポーターの皆様に
この場を借りて、お礼申し上げます。

スミカ(Rick)

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